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ChatGPTのプロンプトのコツ10選【すぐ使えるテンプレ付き】

ChatGPTプロンプトコツテンプレート

はじめに:プロンプトで回答品質は10倍変わる

ChatGPTは「何を聞くか」より「どう聞くか」で回答の品質が劇的に変わります。

筆者は事業企画の仕事で毎日プロンプトを書いています。最初の1ヶ月はChatGPTに「〇〇について教えて」としか聞いていませんでした。プロンプトの書き方を変えただけで、回答の実用性が劇的に変わった体験を共有します。

この記事では、すぐに実践できるプロンプトのコツ10個をテンプレート付きで紹介します。

ChatGPT以外でも使えるプロンプトの型

ここで紹介するプロンプトのコツはChatGPTだけでなく、Claude・Gemini・Perplexityでもそのまま使えます。筆者はメインのClaudeでも同じ型を使っています。

AIツールごとに得意分野は違いますが、「良いプロンプトの書き方」は共通です。一度身につけておけば、どのツールに乗り換えてもそのまま活かせます。

プロンプトが上手くなると何が変わる?

同じ「企画書を作りたい」というタスクでも、プロンプト次第で出力の質がまるで違います。

Bad: 曖昧な指示

企画書を書いて

→ 一般的で抽象的な内容が返ってくる。そのままでは使えない。

Good: 具体的な指示

あなたは事業企画のプロです。以下の条件で企画書のたたき台を作ってください。
背景: 〇〇
対象: △△
予算: □□万円
出力形式: スライド5枚構成

→ そのまま上司に見せられるレベルの出力が返ってくる。

この差を生むのが、以下で紹介する10個のコツです。

コツ1: 役割を指定する

ChatGPTに「あなたは〇〇です」と役割を与えると、その専門分野に沿った回答が返ってきます。

テンプレート:

あなたはSEOの専門家です。以下のキーワードについて、検索意図を分析してください。
キーワード: 「AIツール おすすめ」

悪い例: 「AIツール おすすめ」のSEOについて教えて 良い例: 上記のテンプレート

役割を指定するだけで、回答の専門性が一段階上がります。

コツ2: 出力形式を指定する

「表にして」「箇条書きで」「JSON形式で」など、出力形式を明示する。

テンプレート:

以下の情報をMarkdownの表形式でまとめてください。
列: ツール名 / 料金 / 特徴 / おすすめの人

対象: ChatGPT, Claude, Gemini

形式を指定しないと、ChatGPTは長い文章で回答しがちです。

コツ3: 文字数を指定する

「〇〇文字以内で」と制約をつける。ただしChatGPTは指示した文字数をオーバーしがちなので、少し短めに指定するのがコツ。

テンプレート:

以下のテーマについて250文字以内で説明してください。
テーマ: AIエージェントとは何か
対象読者: AIに詳しくないビジネスパーソン

コツ: 300文字がほしいなら「250文字以内」と指定すると、ちょうど良い長さになる。

コツ4: 具体例を添える

「こんな感じで」と例を見せると、回答のトーンや形式が格段に安定する。

テンプレート:

以下の形式で、AIツールの紹介文を3つ書いてください。

【例】
ツール名: ChatGPT
一言評価: 迷ったらまずこれ。万能型の優等生
おすすめの人: AI初心者、幅広い用途に1つで対応したい人

対象ツール: Claude, Gemini, Perplexity

コツ5: ステップバイステップを指示する

複雑なタスクは「段階的に考えて」と指示する。

テンプレート:

以下の課題に対して、ステップバイステップで解決策を考えてください。

課題: ECサイトのカート離脱率が高い(70%)
目標: カート離脱率を50%以下に下げる
制約: 開発リソースは1名、期間は2週間

「一気に答えて」より「段階的に考えて」の方が、論理的で質の高い回答が返ります。

コツ6: ネガティブ指示を入れる

「〇〇しないでください」と禁止事項を明記する。

テンプレート:

新商品のプレスリリースを書いてください。

条件:
- 400文字以内
- ですます調
- 「画期的」「革新的」「世界初」などの大げさな表現は使わないこと
- 事実のみを記載し、推測は含めないこと

ChatGPTは放っておくと大げさな表現を使いがちなので、禁止事項が効果的です。

コツ7: 対象読者を明示する

誰に向けた文章かを指定すると、語彙レベルや説明の粒度が適切になる。

テンプレート:

以下のテーマについて記事を書いてください。

テーマ: AIを使った業務効率化
対象読者: 50代の中小企業経営者(ITに詳しくない)
トーン: わかりやすく、専門用語を避ける

コツ8: 「なぜ」を聞く

単に「おすすめは?」と聞くより「なぜそれがおすすめなのか」を聞くと、根拠のある回答が得られる。

悪い例: おすすめのAIツールは? 良い例: 個人ブロガーにとって最もコスパの良いAIツールはどれですか?選んだ理由を3つ挙げてください。

コツ9: 複数案を出させて選ぶ

1案だけ出させるより、3〜5案出させて自分で選ぶ方が質が上がる。

テンプレート:

以下の記事タイトル案を5つ出してください。

テーマ: ChatGPTの初心者向けガイド
ターゲットKW: ChatGPT 使い方
条件: 30文字以内、数字を含める、【】を使う

コツ10: フィードバックを重ねる

最初の回答を100%受け入れず、「ここを直して」と修正指示を出す。

テンプレート:

良いですが、以下の点を修正してください:
1. 2段落目をもっと具体的に(数字を入れて)
2. 最後に「次のアクション」を追加して
3. 全体的にもう少しカジュアルなトーンにして

ChatGPTとの対話は「一発で完成」ではなく「壁打ちしながら磨く」が正解です。

プロンプトテンプレート集

ビジネスメール

以下の内容でビジネスメールを書いてください。
宛先: 取引先の担当者(面識あり、敬語必要)
用件: 打ち合わせの日程調整(来週の火曜か水曜で)
トーン: 丁寧だが堅すぎない
文字数: 200文字以内

企画書の壁打ち

あなたは事業企画のコンサルタントです。
以下の企画について、良い点3つと改善点3つを指摘してください。

企画概要: [ここに企画を貼る]

データ分析の依頼

以下のデータを分析して、主要な3つの示唆をまとめてください。
出力形式: 示唆→根拠→ネクストアクション の3段構成

[ここにデータを貼る]

まとめ

コツ効果
役割を指定専門性アップ
出力形式を指定構造化された回答
文字数を指定冗長さを防止
具体例を添えるトーンの安定
ステップバイステップ論理的な回答
ネガティブ指示不要な表現を排除
対象読者を明示語彙レベルの最適化
「なぜ」を聞く根拠のある回答
複数案を出させる選択肢の幅
フィードバック品質の磨き上げ

ChatGPTの使い方の詳細はChatGPTの使い方完全ガイドもご覧ください。

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